夜間痛の原因と対策 |
このページでは四十肩・五十肩の初期に悩まされる就寝時や明け方の痛み(夜間痛)について、その原因や対策をまとめていきます。
痛い上に寝不足にもなり、生活に様々な支障をきたす夜間痛について理解を深め、速やかに五十肩のお悩みを解消していくために、ぜひご活用ください。 |
夜間痛の原因 夜間痛の原因は複数あることが多いです。
具体的に挙げると… ①肩関節周囲の炎症 ②筋肉への負荷による過緊張 ③骨への血流の問題 ④自律神経の問題 などです。
これらを1つ1つ見ていき、最後に夜間痛への対策法をお伝えします。
そもそも五十肩は肩関節周囲の組織が炎症を起こす疾患です。 炎症はそれ自体で痛みを生じてしまうので、炎症がある時点で痛みをゼロにすることはむずかしいことがあります。
しかし、炎症を必要以上に長引かせないために、就寝時も肩に負担をかけないような姿勢の工夫が大切になってきます。
ちなみに肩に炎症が起きてしまう理由については【五十肩になりやすい人とその理由】でお伝えしていますのでご確認ください。
①でお伝えした炎症にあるように痛みがあるだけ筋肉は緊張する上、就寝時の姿勢によっては肩の筋肉に負荷をかけてより緊張を増し、痛みが増悪してしまうことがあります。
つまり、ここでも筋肉への負担を減らすような就寝時の姿勢の工夫が必要になってきます。
①②のような原因が重なり、肩周囲の筋肉が緊張してくると、肩の骨に出入りする血管が圧迫を受けてしまいます。
この時、血液を送る動脈は太いホースのように弾力があるため、圧迫されても血液が流れていきますが、血液を戻す静脈は細いホースのように弾力性が低いため、血液を十分に戻すことができなくなってしまいます。
このようなメカニズムで骨の中には血液が溜まりこんでしまうことで、骨の中で圧が上昇し、夜間痛を生じます。
いずれにしても、筋肉の緊張を緩めて血行を改善するような就寝時の姿勢の工夫が大事になってきます。
自律神経とはリラックスするときに働く副交感神経と、興奮状態のときに働く交感神経からなるする自動的に心身を調整する神経です。
就寝時から起床時にかけては、体をリラックスさせる副交感神経優位の状態から、体を覚醒させる交感神経優位の状態に移行していきます。
この自律神経の働きによって血管も影響を受けて血流に変化が生じます。
そして、これまでの①②③のような原因が重なっていたり、生活リズムに狂いが生じていると、特に自律神経の働きが入れかわり始める明け方に血流の問題が強く出て、夜間痛が生じると言われています。
さて、ここまで夜間痛の原因をお伝えしてきました。 次からはこの夜間痛を避けるための対策法についてお伝えします。 |
夜間痛の対策 夜間痛のすぐできる対策は就寝時に筋肉の緊張や血流を阻害するような姿勢をとらないように工夫をすることです。特別なものは特に必要ありませんが、バスタオルやタオルケット、クッションなど厚みを調整できるものをご用意ください。
以下に夜間痛対策の動画を貼り付けておきます。バスタオルなどをご用意の上、動画を観ながら調整をしてみてください。
●夜間痛対策・第1弾
●夜間痛のメカニズムと対策第2弾
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夜間痛があるあなたへ 夜間痛は四十肩・五十肩の初期に悩まされるお悩みの1つです。
もしかしたら他にも… ✅ふとした瞬間に激痛が走ってうずくまってしまう ✅痛すぎて着替えもろくにできない ✅痛み止めも効かず、本当に治るのか不安 などのお悩みを抱えていませんか?
もちろん、現在直面している夜間痛などの問題を解決することも大事ですが、四十肩・五十肩についての理解を深めて、安全に最速で完治に向かう視点や知識を持つことも大事だと思います。
四十肩・五十肩のほとんどは完治するものですが、現状の把握と適切な対処ができないと、かえって悪化してしまったり、再発してしまったりすることがあります。
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